[[Kazuaki KONDO]]


* Corel Draw [#q1eb0598]

- 開く、ではなく ファイル > インポート
- できるだけ素材の左上に寄せてカットするために、設計図中のオブジェクト全体の左上端点を(0.5mm,-0.5mm)に設定する

* レーザーカッターの準備(GCC X380) [#k8920b0b]

- 通常は向かって左側のレーザーカッター:GCC X380を使う。以下の手順はその想定に基づく。
- 1. 各部の電源を入れる
-- 冷却用チラーの電源ON。チラーは制御計算機とX380の間の足元にある。矢印と電源マークが合わさったようなイラストが電源ボタン。ファン音が鳴ればOK
-- GCC X380 本体電源ON。電源ボタンは筐体右手側面にある。
-- 集塵機の電源ON。GCCの下に2台ある。三角矢印つきの電源ボタン。
- 2. 素材を筐体内のハニカム台に置く。
-- 扉は手で開く。
-- ハニカム台の左上にあわせて置く
-- アクリル板などで紙がついている場合は上面を取り除き、下面はつけておく(焦げ防止らしい)。
- 3. フォーカスの調整を行う
-- レーザーの光束をヘッド部のレンズで素材面に集光させてカットする仕組みなので、上下方向のフォーカシングが重要となる。
-- 手引きのWebページにはオートフォーカスを使うと記載されているが嘘。決して使わないこと。もし誤ってAutoFocusボタンを押してしまったときはすぐさまstart/stopでとめる。さもないとステージが上に行き過ぎてヘッドを破壊する恐れがある。
-- 1) ヘッドを手で持って素材中央まで移動させる。このときレンズを触らないように上部の平らになった部分を持つこと。
-- 2) フォーカスピンをヘッド左の穴に挿す。フォーカスピン(一見するとただの棒のように見える)は筐体右上の箱に入っている。
-- 3) ステージが十分に下がっている状態から上げていき、フォーカスピンが少し浮いたのを確認したら、徐々に下げて浮きがなくなったところでとめる。ステージの上下は筐体右手前のパネルで行う。
-- 4) フォーカスピンを取り除く
- ヘッドを切り出し開始位置(素材の左上端位置)に戻す。

* 制御計算機での処理(後編) [#o02bf54a]

- データを筐体側へ転送する。制御ソフト(Corel Draw)からはまるでプリンタのように見えているので、ファイル > 印刷 へと進む。
- 環境設定ボタンからパラメータ設定や確認を行う。
-- 1) レーザーの出力パラメータセットをテンプレートから読み込む(Dクリック)。パラメータセットは別手順で事前に用意されている必要がある。2016年1月時点ではアクリル3mmと後1つくらいしかなかった。持ち込みの素材に合うものがないときはスタッフに聞くのが無難。
-- 2) パラメータセットが正しく読み込めていることをPenタブから確認する。黒・赤・青あたりのよく使う色(カット順)の値がデフォルト値から変わっていたら良しとする。
-- 3) ヘッド原点の設定を確認する。Advanceタブ中に表記されている、Home/Relativeなどのラジオボタンがそれに対応しており、Home設定では一度ホームポイントにヘッドが移動した後にそこを原点としてカットし始める。カット位置を任意に指定したい場合はRelativeにする(デフォルト)
- 以上が確認できたら印刷ボタンを押す。正しくデータが転送されたならば筐体の操作パネルにファイル名(らしき文字化けしたもの)が表示される。


* カットを開始する [#tc372c4f]

-
- ヘッドが左上端にあること、扉が閉まっていること、を確認した後に、操作パネル上部の大きなプッシュボタンを押してコンプレッサーを起動させる。
- start/stopボタンを押すとカットを開始する。火が出たり、なにかおかしなことが起こったら、start/stopを押すか、強制終了ボタンを押す。
- ピーと鳴ったら終了。コンプレッサーを止めて扉を開き素材を取り出す。


* 終了の手順 [#ycb3ab41]

- 各部の電源を落とす。基本的には入れた逆順。
-- 1) 集塵機をOFFする。ガチャガチャ鳴るが無視する。
-- 2) 筐体をOFFする。
-- 3) チラーをOFFする(電源ボタン長押し)。
- 制御計算機をログオフする。



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