電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 食メディア研究会
 Multimedia on Cooking and Eating Activities, Human Communication Group, IEICE

食メディア研究会

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料理メディア研究会 のバックアップの現在との差分(No.31)


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* FIT2009 一般講演を募集します! [#m061d9fd]

料理メディア研究会は,[[第8回情報科学技術フォーラム(FIT2009):http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2009/index.html]]におきまして,一般講演からなる「料理メディアセッション」を開催致したいと考えております.~

少しでも料理に関係する研究の発表をご予定の方は,是非とも以下の要領で講演申込をして頂きますようお願いいたします.~
~
   ''応募分野(研究会):K-3 マルチメディア・仮想環境基礎''~
   ''キーワードに「料理メディア」を含めてください.''~
     &color(red){※「料理メディア」は21年9月より,基礎・境界ソサイエティ(A)分野キーワードに登録される予定です.};~
~
投稿が一定件数以上集まれば,MVE研究会内におきまして「料理メディアセッション」を開催致します.~
~
本研究会では初めての全国大会での一般講演企画です.~
皆様奮ってご参加下さいますようお願いいたします.~

* 今後の研究会予定 [#s371e97e]
[[第11回研究会>年間予定#ff3cf531]]は以下の通り開催予定です.

:日時|2009年5月18日(月) 15:00-18:00
:場所|
名古屋大学(前半)
&br;
  IB電子情報館 南棟4F 462室(地下鉄名古屋大学駅下車3番出口を出てすぐ)
&br;
  詳しい地図は[[こちら:http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/index.html]]をご覧ください.地図の64番の南側が会場の建物になります.
&br;
名城大学(後半)
:担当|井手一郎・出口大輔
:内容|講演+見学会
:特別講演|
講師:柳田康幸先生(名城大学理工学部情報工学科)~
題目:「料理メディアと香りプロジェクタ」~
概要:~
料理番組においては,調理中の香りを表現する際「この香りを皆様にお届けできないのが残念です」というセリフが決まり文句であった.この言葉に象徴されるように,料理メディアに香り提示が加わると,さまざまな可能性が期待できる.しかし,映像や音と同期して香りを提示する際には,数々の問題が存在し,その
一つに,香り提示の時間的,空間的な局所性が挙げられる.すなわち,映像や音のコンテンツは瞬時に別の場面に切り替えできるが,伝統的な香り提示の手段ではそれが困難であった.本講演では,この問題に対するアプローチの一例として,時間的・空間的に局所的な香り提示を行う「香りプロジェクタ」技術について紹
介する.また,これまでの香りプロジェクタ研究に立脚し,料理メディアとの接点について考察する.

:プログラム|
 14:00-15:00 専門委員会
 15:00-16:00 特別講演(名古屋大学)
             柳田康幸先生
 16:00-16:45 村瀬・井手研究室見学(名古屋大学)
             《移動:名古屋大学 16:58 → 八事 17:02》
             《移動:八事 17:08 → 塩釜口 17:10》
 17:15-18:00 柳田研究室見学(名城大学)
             《移動:塩釜口 18:14 → 伏見 18:31》
 18:45-      懇親会
             (未定:伏見もしくは名古屋駅周辺を予定)

[[第12回研究会>年間予定#b2ab5d8a]]は2009年7月13日(月) または 16(木)に東大で開催予定です.

* 料理メディア研究会の趣旨 [#l85196cc]

「料理」は人間の基本的な生活行動の一つであり,おいしい,楽しいといった喜びをもたらすだけでなく,健康,教育,文化,娯楽,コミュニケーションなど,多方面において我々の日常生活を彩り,深く関係している.それと同時に,料理は豊富な知識と経験を要する複雑な知的創作活動でもある.しかし高齢化や核家族化,生活スタイルの変化から,その技術や知識を維持・継承することが難しくなってきている.一方,近年では一般家庭のキッチンにまで情報機器が浸透しつつあり,前述の問題の解決や更なる料理の可能性を探るため,情報工学からの新しい取り組みが各所でなされつつある.

このような背景を受けて2006年11月に発足した料理メディア研究会では,食文化や健康医学の研究者,料理に関わる企業・行政からも講演者を招き,専門委員による工学的な視点だけでなく,幅広い観点から料理メディアについて勉強と議論を重ねている.

* What's new [#ec1a6c9e]
** 電子情報通信学会和文論文誌A 「料理を取り巻く情報メディア技術」特集号 [#xdd46b9e]
詳しくは[[こちら>年間予定#l81c5420]].投稿をお待ちしております.