電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 食メディア研究会
 Multimedia on Cooking and Eating Activities, Human Communication Group, IEICE

食メディア研究会

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料理メディア研究会 のバックアップの現在との差分(No.20)


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* お知らせ [#wff78212]
* 料理メディア研究会の趣旨 [#l85196cc]

第10回の研究会は,3月23〜24日に開催されるHCGシンポジウム内でパネル討論を行う予定です(24日になる予定).詳細は[[こちら>年間予定#cm-10]]をごらんください.
「料理」は人間の基本的な生活行動の一つであり,おいしい,楽しいといった喜びをもたらすだけでなく,健康,教育,文化,娯楽,コミュニケーションなど,多方面において我々の日常生活を彩り,深く関係している.それと同時に,料理は豊富な知識と経験を要する複雑な知的創作活動でもある.しかし高齢化や核家族化,生活スタイルの変化から,その技術や知識を維持・継承することが難しくなってきている.一方,近年では一般家庭のキッチンにまで情報機器が浸透しつつあり,前述の問題の解決や更なる料理の可能性を探るため,情報工学からの新しい取り組みが各所でなされつつある.

会員非会員問わず,皆様のご参加をお待ちしております.~
会員の皆様はスケジュールを調整の上,ぜひご参加ください.
このような背景を受けて2006年11月に発足した料理メディア研究会では,食文化や健康医学の研究者,料理に関わる企業・行政からも講演者を招き,専門委員による工学的な視点だけでなく,幅広い観点から料理メディアについて勉強と議論を重ねている.

* 研究会設立の経過 [#e1d46c52]
* What's new [#ec1a6c9e]
** 電子情報通信学会和文論文誌A 「料理を取り巻く情報メディア技術」特集号 [#xdd46b9e]
詳しくは[[こちら>年間予定#l81c5420]].投稿をお待ちしております.

美濃(京大)・佐野(大阪工大)・上田(京産大)らは,浜田(東大)・辻(情報技研)らと協力して,ユビキタスホームでの生活支援とキッチンにおけるその実践をNICTで行いました.その過程で多くの関連研究を発表しています.また,それと並行あるいは独立して,中村(京大)・浜田(東大)・井手(名大)・椎尾(お茶の水女子大)・中内(筑波大)らも,料理映像アーカイブ・料理プラニング・コンピュータ支援キッチン・料理支援ロボットなど,料理支援に関する研究を進めてきました.さらに,木村(関西医大)は,健康医学の側面から食事指導に関する研究を行っています.これらのメンバがコアとなり,料理支援を情報学的な面及び知的システムとしての面から議論する研究会の設立を企画しました.