電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 食メディア研究会
 Multimedia on Cooking and Eating Activities, Human Communication Group, IEICE

食メディア研究会

Japanese Here English Here

食メディア研究会 のバックアップ差分(No.3)


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
* 食メディア研究会の趣旨 [#l85196cc]

「料理」は人間の基本的な生活行動の一つであり,おいしい,楽しいといった喜びをもたらすだけでなく,健康,教育,文化,娯楽,コミュニケーションなど,多方面において我々の日常生活を彩り,深く関係している.それと同時に,料理は豊富な知識と経験を要する複雑な知的創作活動でもある.しかし高齢化や核家族化,生活スタイルの変化から,その技術や知識を維持・継承することが難しくなってきている.一方,近年では一般家庭のキッチンにまで情報機器が浸透しつつあり,前述の問題の解決や更なる料理の可能性を探るため,情報工学からの新しい取り組みが各所でなされつつある.
「食」は人間の基本的な生活行動の一つであり,単なる生命活動としてだけでは
なく,健康,教育,文化,娯楽,コミュニケーションなど,多方面において我々
の日常生活を彩り,深く関係している.しかし高齢化・核家族化・生活スタイル
の変化から,食を通したコミュニケーション,食文化・調理技術の習得・伝達・
継承,食事による健康管理,などは徐々に少なく難しくなりつつある.種々の情
報機器が一般家庭や日常生活に浸透し,情報処理技術が躍進している昨今では,
これらの問題を情報工学的立場から解決・支援する取り組みが随所で見られるよ
うになってきた.

このような背景を受けて2006年11月に発足した料理メディア研究会では,食文化や健康医学の研究者,料理に関わる企業・行政からも講演者を招き,専門委員による工学的な視点だけでなく,幅広い観点から料理メディアについて勉強と議論を重ねている.
このような背景から,食メディア研究会(前身:料理メディア研究会)では,食文
化や健康医学の研究者,料理に関わる企業・行政からも講演者を招き,専門委員
による工学的な視点だけでなく幅広い観点から「食」について勉学と議論を重ね
ることで,情報メディア技術を用いた食生活の支援・改善を目指している.


* What's new [#ec1a6c9e]
** 電子情報通信学会和文論文誌A 「料理を取り巻く情報メディア技術」特集号 [#xdd46b9e]
詳しくは[[こちら>年間予定#l81c5420]].投稿をお待ちしております.